専門家が指南 熱中症で死なないための「緊急時対処法」

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「クッションや衣類を敷くなどして上半身を高くし、座っているのに近い状態にします。そして、とにかく体を冷却。氷で集中的に冷やすのがベストですが、氷がなければ、水を体に吹き付け、風を送って冷やします。アルコールで体を拭くのもいい」

 熱中症は、起こしやすい条件がある。前日より急激に気温が上がった時、アスファルトなどの舗装がされている場所に長時間いる時、残業続きだったり睡眠不足で体の疲労度が強い時などだ。
 都心では日が落ちても気温が下がらず、湿度が高い。やはり熱中症を起こしやすくなる。
「クーラーをつけっぱなしで寝るのは体に毒」などと思わず、熱中症対策のために上手に活用する。

「併せて、寝る前の水分補給も忘れずに。水1リットルに砂糖大さじ4・5杯、塩小さじ0・5杯を溶かしたものなら、体液に近い濃度なので、寝る前に飲んでも夜間のトイレの回数は増えにくく安心です」

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