大腸がん、脳卒中を予防 いますぐできる5つの「快便法」

公開日: 更新日:

 では、それを解消するにはどうしたらいいのか?

■うつぶせゴロゴロ

「私は常々5つの便秘解消法を勧めています。そのひとつは『うつぶせゴロゴロ』法です。うつぶせ姿勢を10分ほど取ってから、左右にゴロゴロ寝転がるだけ。腸内ガスが抜け、腸の蠕動運動を促します」

 実際、瓜田教授の元に通っていた50代の女性患者は、10代の頃から1週間以上続く便秘に悩まされ続けたが、翌日から即解消したという。

野菜を過剰に取らない

「一般的に便秘には食物繊維の多い野菜を取るといいといわれています。しかし、これは便秘の人にはNGです。食物繊維は消化液では十分に消化されません。そのため、便秘の人が食物繊維を大量に取ると、他の食品の成分の消化も妨げられ、未消化内容物が増え逆効果。繊維質は排便がスムーズになってから摂取してください」

 糖尿の人が血糖値上昇を抑える食事順序として(1)食物繊維(2)タンパク質(3)炭水化物といわれるが、便秘時は一時的に(3)(2)(1)順序がいいという。ただし長期間野菜を取らないのはダメ。マンゴージュース、パパイアに含まれる糖は消化されにくく軽い下剤作用もあるためお薦め。また日本人特有に下剤作用を引き起こす牛乳も効果的だ。適度なビールも消化活動の活性作用があるのでお薦めだという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?