痛くも痒くもないのに気になる 「危ないしこり」の見定め方

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 受診したらまずMRI検査でしこりの成分を確認し、その後、確定診断のために生検による組織検査を行う。悪性が疑われる場合や、良性と思っても5センチ以上のしこりや日常生活に支障を来すケースは、手術によって摘出を行う。

 しこりは体のさまざまな場所にできるため、患者はどこの科を受診すればいいか分からず、専門知識がない医師も多かったという。現在でも、軟部腫瘍の専門医は全国で200~300人程度とかなり少ない。

 気になるしこりを発見したら、まずは整形外科医にかかり、その後に適切な医療機関を紹介してもらうことになる。日本整形外科学会ホームページの「骨・軟部腫瘍相談コーナー」から専門医を調べてみてもいい。

 しこりがある人もない人も、入浴時などに自身で時々体を触ったり、背中などを家族に見てもらって確認したい。

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