8人に1人が悩む「尿失禁」にボトックス注射が効く

公開日: 更新日:

 次に、残尿感が出やすくなる。尿が残ると、細菌に感染して膀胱炎が起こりやすくなるので、野村医師は念のため、ボトックスを受けた患者には抗生物質を渡しておくという。

「ボトックスは、それがメリットでもデメリットでもあるのですが、効果が平均して8カ月から1年しか持続しません。継続してボトックスの治療を受けなければ、効果も副作用も同時に消えていきます」

 患者によっては、生活の状況に応じて、この時期にはボトックスを打ち、この時期にはなしで……と使い分けている。もちろん、効果が切れるごとに打ち続けても、ボトックスが効きにくくなるというわけではないので、継続して治療を受けるのでもいい。

 健康保険は適用されない。亀田総合病院では10万円くらいかかる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ