認知症リスク低下の効果も "歩幅80センチ"で人生が変わる

公開日: 更新日:

 歩くとき忘れてはいけないのが、体の軸を意識すること、正しい姿勢をキープしようとすること(背中とお尻は筋肉量が多いので、引き締めて)の2点だ。


■男らしく見え、認知症リスクも低下

 歩き方を変えることは、健康状態にも好影響をもたらす。

「普段70センチ前後で歩く人が80センチ前後に変えるだけで、インナーマッスルで一番大きな筋肉、大腰筋がしっかり動きます。これを続けると使う筋肉量が一気に上がり、代謝が上がる。また同時に、筋肉を鍛えることによって、テストステロン(男性ホルモン)やドーパミンの分泌量が増えます。その結果、堂々と男らしく、アクティブに見えるようになるのです。医療の専門家が“筋肉量と自信は比例する”というのはこういうことです」

 メリットはこれだけじゃない。

「有名プロゴルファーの多くは、トレーナーなどからウオーキングを教わっています。正しい姿勢や歩幅を保ち、一定のリズムで歩くことで、精神的に崩れないようになるからです。また重心が安定していないと、使いたくない筋肉を使うので、疲れやすい。パターのときに目線がずれると、脳が平行を捉えられなくなる。ウオーキングとゴルフは密接な関係にあるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃