認知症リスク低下の効果も "歩幅80センチ"で人生が変わる

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 歩くとき忘れてはいけないのが、体の軸を意識すること、正しい姿勢をキープしようとすること(背中とお尻は筋肉量が多いので、引き締めて)の2点だ。


■男らしく見え、認知症リスクも低下

 歩き方を変えることは、健康状態にも好影響をもたらす。

「普段70センチ前後で歩く人が80センチ前後に変えるだけで、インナーマッスルで一番大きな筋肉、大腰筋がしっかり動きます。これを続けると使う筋肉量が一気に上がり、代謝が上がる。また同時に、筋肉を鍛えることによって、テストステロン(男性ホルモン)やドーパミンの分泌量が増えます。その結果、堂々と男らしく、アクティブに見えるようになるのです。医療の専門家が“筋肉量と自信は比例する”というのはこういうことです」

 メリットはこれだけじゃない。

「有名プロゴルファーの多くは、トレーナーなどからウオーキングを教わっています。正しい姿勢や歩幅を保ち、一定のリズムで歩くことで、精神的に崩れないようになるからです。また重心が安定していないと、使いたくない筋肉を使うので、疲れやすい。パターのときに目線がずれると、脳が平行を捉えられなくなる。ウオーキングとゴルフは密接な関係にあるのです」

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