画期的「痛み緩和クリーム」で“注射嫌い”がいなくなる?

公開日: 更新日:

 注射が嫌いな人にとって画期的なクリームが発売された。注射を怖がる小さな子供を持つ親は特に要チェックだ。

「子供の頃に受けた注射の痛みがトラウマになり、白衣が怖い、病院が嫌といった強いイメージができあがる。それが成人になってからも消えず、不調があっても病院に行くのを嫌がり、病気の進行を招くことがあります」

 こう話すのは、JR東京総合病院麻酔科・痛みセンターの花岡一雄医師(名誉院長)だ。痛みは、「痛い」と思えば思うほどより一層強くなる。

「注射をはじめ外因性の『痛み刺激』が感覚器に与えられると、脳へ信号が送られます」

 すると、筋緊張や血管収縮が起こり、局所の血流が乏しくなる。

「組織の酸素が欠乏して発痛物質の生成が促進され、より痛みを感じ、それがまた脳へ送られる。感覚器の痛みはアドレナリンの分泌などにかかわる副腎も刺激し、それが血管収縮につながり発痛物質の生成を促進します」

 血液検査、ワクチン接種、インスリン治療、硬膜外麻酔、神経ブロック、血液透析……注射を受ける機会は数限りなくある。注射の痛みをなんとかできないかと開発されたのが、疼痛緩和クリームだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網