寝言に返事をすると「夢遊病になる」って本当?

公開日: 更新日:

 昔からまことしやかに囁かれてきた噂ですが、真相は? 神経内科医で作家の米山公啓先生が教えてくれました。

「寝言に返事をしたからといって、特に危険なことはありません。完全に迷信と言ってよいでしょう」

 そもそも寝言というのは、睡眠中に夢の中で話している言葉が口から漏れ出たもの。

 睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」がありますが、夢を見るのは主にレム睡眠中。体は寝ているけれど脳が覚醒しており、寝言で会話ができることもあるといわれています。

「レム睡眠中は前頭葉が機能しておらず、話しかけられた言葉を理解しているわけではありません。仮に会話ができたとしても、反射的に返答しているだけで、本人の意識はまったく関わっていないはずです」

 つまり寝言での会話は、会話として成り立っていないわけですね。ところで「寝言に返事をすると危険」なのは、「意識が錯乱するから」とか「夢遊病になるから」などといわれているようですが?

「それこそ科学的根拠のない迷信です。私たちは一晩で4、5回夢を見ますが、起きた時にはほとんど覚えていませんよね? 同じように、寝言も、それに対する返事も、覚醒時には忘れてしまいます。要するに、寝言に返事をしたところで、現実生活にはなんの影響もないのです」

 寝言は夢の中だけのものというわけです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離