著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「ゾンビ感染症」にどう立ち向かうべきか?

公開日: 更新日:

 先日、「ワールド・ウォーZ」というブラッド・ピット主演の映画を見ました。爆発的な感染力で人間がゾンビに変化してしまう映画です。一般的な感染症では、感染した人が死んでしまえば、感染力は極端に低くなりますが、ゾンビ感染症の場合は、死亡した感染者が動き回り、感染が急速に拡大してしまうところが厄介です。

 ゾンビ感染症が流行してしまった場合、人類はどう行動すべきなのでしょうか。

「ワールド・ウォーZ」をはじめ、ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」など、このテーマを扱った映画作品では、ワクチン開発による問題解決が多いようです。しかし、それは本当に妥当な行動なのでしょうか。

「ゾンビ感染症流行が発生した場合、人類はどのような手段を取ればよいのか」――。これをまじめに検討した論文が、カナダ内科学会誌2009年12月号に掲載されています。

 人口500万人の仮想都市でゾンビ感染症が流行した場合、感染拡大を阻止するための「検疫」(隔離対策)、ゾンビを人間に戻す「治療」作戦、攻撃による「掃討」作戦の3つの介入効果を数学的モデルによって検討しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    なにわ男子が京セラDカウントダウンコンサートでKinKi Kidsの”白馬の王子DNA”を完全継承

  2. 2

    地獄のPL学園生活で桑田真澄さんは「天使」だったけど…巨人で一度だけ「怖い」と思ったことがある

  3. 3

    元大関貴景勝・湊川親方〈4〉“自主性”という言葉に異議がある。強制の先にしかそれはない

  4. 4

    「不同意性交で被害届提出」と報じられたMatt 目撃されていた新宿二丁目での行状

  5. 5

    国民の税金を「施し」と勘違いする高市政権の愚…補助金減らし感謝迫る発想は簗前農相の「予算カット」と同類

  1. 6

    沢田研二が運転免許返納のウラ…元マネが語ったステージでの“異変”と、80歳現役宣言への長い道のり

  2. 7

    芦田愛菜「マルモのおきて」以来のヒット作「南田南弁護士」でついに“覚醒” の舞台裏

  3. 8

    一世を風靡した「いきなり!ステーキ」の現在…500号店達成から国内167店舗、再び出店拡大へ

  4. 9

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

  5. 10

    純烈・酒井一圭「早よせな、人生は時間が限られてるで」 50代の今後と中高年の“再挑戦”にかける言葉