著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

職場でコーヒーを飲む医師 多いのはどの診療科?

公開日: 更新日:

 コーヒーにはカフェインが含まれており、作業効率向上や集中力の維持などに効果があると考えられています。眠気覚ましにコーヒーを飲む方も多いでしょう。医療の現場でも、過酷な労働条件で最大のパフォーマンスを発揮すべく、コーヒーを飲む医師は多いようです。

 ただ、従事する診療科(専門)ごとに医師の業務内容は大きく異なります。

「どのような医師が最もコーヒーを摂取しているのか」――そんな調査結果が英国医師会誌電子版に2015年12月16日付で掲載されました。

 この研究はスイスの病院に勤務する医師766人を対象にしたもので、職場でのコーヒー購入パターンを後ろ向きに調査しています。「内科」「一般外科」「麻酔科」「放射線科」「整形外科」「婦人科」「神経科」「脳神経外科」など、医師が従事する「診療科別」や、医師の「性別」、また経験年数の多い「ベテラン医師」「若手医師」など医師の階層別で、年間のコーヒー購入量を比較しています。

 調査対象となった医師の84%にあたる644人が職場売店でコーヒーを購入していました。診療科別では、整形外科医の年間の購入量が189杯と一番多く、次に放射線科医177杯、一般外科医167杯と続きます。最も少なかったのは麻酔科医で39杯でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!