デスクワーク中心で肥満ならアジやホウレンソウをとる

公開日: 更新日:

 具体的にどんな食事がいいのか。田中氏に2パターンの人をモデルに食事メニューを考えてもらった。

 まずは「朝食を抜くなど欠食があり、肉類、乳製品を好まない人」のケース。大抵は低栄養で筋肉量が少なく、基礎代謝も低い傾向にある。

「エネルギー量も必須アミノ酸量も高い食事が必要。ウナギ(必須アミノ酸1000ミリグラム以上)、サバ、牛ロース、豚ロース(同7000~9999ミリグラム)をできるだけ取りましょう」(田中氏)

 朝食メニューにすると例えばこんな具合だ。

 豆腐とわかめ入り味噌汁、玄米(白米と玄米ブレンドでもよい)、季節の果物、ホウレンソウのごまあえ、焼きサバなど。

「脂身の多い肉や魚が大好きで、早食い。お腹いっぱいになるまで食べてしまうのに、仕事はデスクワークが中心の肥満の人」ではどうか。

「必須アミノ酸は高いがエネルギー量は低い食事がおすすめです。豚ヒレ肉、鶏ムネ肉、鮭、鶏ササミ、アジなどを積極的に取ることです」(田中氏)

 朝食メニュー例としては、豆腐とわかめ入り味噌汁、玄米(白米と玄米のブレンドでもよい)、季節の果物にプラスして、ホウレンソウのおひたしや、骨があって早食い防止になるアジの開きを加えるといいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"