【糖尿病】インポテンツも解消 「妻の栄養管理のおかげ」

公開日: 更新日:

 始めた直後は少ない食事量に腹が鳴ったが、2年が経過したころ、糖尿病の診断基準であるHbA1cが、「8.8%」から「7.2」(正常値5.8~6.5未満)に落ちていた。

「妻には逆らえません。おかげで、一生治らないと思っていたインポも自然に解消していきました」

 気を良くした藤田さんは運動療法にも挑戦した。もともとスポーツがあまり好きではなく、マラソンやジョギングをやる気はなかった。そこで、藤田さんは体を動かす目的で畑作業を始めた。実家が農家で、若いころに野菜作りを経験していたからだ。

 自宅から車で15分の距離にある農家から、空いている畑100坪(約330平方メートル)を借りた。小型の耕運機を購入して畑を耕し、スイカ、カボチャ、サツマイモ、ネギ、キュウリ、トマト、白菜などを植えた。

 春のタネ植え、草むしり、害虫捕り、カラスよけの網かけ、夏の水かけ、秋の収穫など、かなりハードな農作業の連続で、体重は88キロから73キロまで落ちた。


「何も得をしないスポーツなら、続いていなかったでしょう。収穫した野菜は家族だけでは食べ切れないので、毎年、近所に配っています。農家の仕事が面白くて、サラリーマン時代よりも体を動かしている時間が多かったと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪