背中に塗りやすい 「セヌールⅢ」(ユースキン製薬)

公開日: 更新日:

 今回は、塗ることに特化した“孫の手”を試してみた。一般的に孫の手は背中をかく道具だが、これは背中にクリームや軟膏を塗りたいときのお助けグッズだ。

 3つのパーツをつなぎ合わせる組み立て式で、使わないときは手のひらサイズになり、組み立てると長さ約32センチのヘラ状になる。真っすぐではなく少し角度がついているので、手首に無理なく塗りやすく、手では届かない広い範囲に行き渡らせられるのがいい。

 塗布面は水分を吸収しないポリエチレン素材のスポンジ。毎回簡単に洗い流せ、拭けばすぐまた使える抗菌パッドなのはありがたい。

 ただ、このパッドには格子状の細かい溝があるため、クリームが溝に入り込んで100%塗り切れないのが小市民にとっては少し難点。溝に残るクリームがちょっともったいない。

 とはいえ、誰もが持っていて損のない逸品といえる。家族に遠慮がちな高齢者や一人暮らしの人はなおさらだ。

 サイズ的にも邪魔にならないし、なにより価格がお手頃なのがうれしい。

★★★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも