朝起きたらぐっしょり…「寝汗」には意外な病気が潜む

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「寝汗を伴う病気はいくつかあって、そのひとつが感染症です。結核が有名ですが、HIV感染症や伝染性単核球症なども寝汗をかくといわれています。甲状腺機能亢進症、糖尿病、褐色細胞腫などの内分泌疾患、リンパ腫や白血病などの悪性腫瘍も寝汗をかきやすい病気だといわれます」

 胃酸などの胃の内容物が逆流して胸焼けなどを起こす胃食道逆流症や、睡眠時無呼吸症候群といった病気のほかに、女性は閉経や妊娠に伴う寝汗がある。解熱剤、抗うつ剤などの薬による寝汗もある。海外の文献には1週間以上継続する寝汗の原因は胃食道逆流症と閉経によるものが多く、薬では解熱剤と抗うつ剤によるものが多いとされている。

「もちろん、寝汗だけで診断できるほどこれらの病気は単純ではありませんが、手掛かりになることは間違いありません。ただ、暑いこの時季に、寝汗で気をつけたいのは、薬物治療を受けている糖尿病の患者さんです。気づかずに夜間低血糖を起こしているかもしれません」(石原院長)

 低血糖になると、体が冷えるのに全身に大量の汗をかく。「アドレナリン」「ノルアドレナリン」などのホルモンを分泌して低血糖に対抗しようとするからだ。

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