熱中症と勘違い 猛暑で増える肺血栓塞栓症に突然死リスク

公開日: 更新日:

「十数分で到着したのですが、それまでは体調は悪いものの自分で歩き話せていた患者さんが、東京医科歯科大の呼吸器内科の待合室で心停止に至りました。幸いなことに病院の中だったので命は助かりましたが、数分遅れていたら、難しかったかもしれません」

 血液が固まりやすい体質など、肺血栓塞栓症のリスク因子を調べたが、問題なし。ただ、仕事が忙しく睡眠不足が続いていたうえ、水分補給をほとんどしていなかった。それによる脱水症状が大いに関係していると、主治医も大谷院長もみている。

「夏の肺血栓塞栓症の予防は、熱中症と同じく十分な水分補給です。喉が渇く前にこまめに取る。そして、いつもと違う不調を感じたら、肺血栓塞栓症も疑ってください。特に息苦しさをはじめとする呼吸器系の症状があれば、呼吸器内科をすぐ受診するべきです」

 血栓ができやすいということは、脳梗塞のリスクが高まることも意味する。ろれつが回らない、言葉が出なくなる、顔に歪みが出る、片方の手足に力が入らない・しびれがあるなどの症状があれば、すぐに救急車を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ