治療を任せて安心なのは大学病院か市中の歯科医院か

公開日: 更新日:

「最新の技術のものが使われる半面、評価が定まったものが使われない可能性もあるのです。大学病院でのインプラント治療は治療に時間がかかることも、患者さんにはデメリットでしょう。そもそも日本のインプラント治療は市中の歯科医院から始まっていて、大学病院は研究が中心になっている場合もありました」

 それ以上に問題なのは、大学病院のインプラント治療では、「相談」「治療計画」「治療」「治療後のケア」という一連の流れを一人の歯科医師が担当するのが難しいことだ。

「患者さんに施した治療の責任は、術前からの状態と経過をすべて把握している担当した歯科医師が最後まで責任を持つのが当然です。その意識があるからこそ、歯科医師は必死になって患者さんの条件に合った材質のインプラント体などを選び、安全・安心な治療法を心がけるのです。技術や設備も大切ですが、そうした患者さんを思いやる気持ちこそが最大の安心の源だと思います。その点、インプラント治療については、市中の歯科医院の方が術者を選ぶことのできない大学病院よりも上回っているのではないでしょうか」

 大学病院は複雑な治療が必要な、特殊なインプラント治療をすべきところで、一般的なインプラント治療は市中の歯科医院で十分と考えてよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る