働く中年層のための予防医療 ネット問診で待ち時間を短縮

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「基本的に診療はネットからの予約制です。来院前からあらかじめ問診票を送信してもらうので、医師の方もあらかじめどんな病気なのか予測できます。受診枠をネット問診の結果で細かく調整しているので、待ち時間が極力短縮できます」

 近くには、24時間営業の薬局もある。同院には1日4時間の診療時間で、平均30人の患者が来院しているという。担当医師は輪番制(院長は週3日程度)だが、院内のIT化で患者の情報を共有できており、業務に支障が出ることはない。

■生活習慣改善に精神科の知識が生きる

 このようにITを活用してアクセスの良い医療形態を実現できているのも、田澤院長は医学生時代に医療ITベンチャー会社を立ち上げ、医療機関向けのITシステムの技術を提供してきた経験があるからだ。

「例えばクリニック向けにネット問診票を開発して販売しても、導入する施設の事務としては既存の、紙問診票と両方をやるとなると煩雑になる。既存の医療形態に部分的にITを導入しても不完全なものにしかならないことを実感しました。ITを活用して予防医療に役立たせるには、トータル的に考えてゼロから設計しないといけない。当院の設立は、そのモデルケースをつくりたいと思ったからです」

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