第3世代の視力矯正手術「リレックス」の実力とデメリット

公開日: 更新日:

「『フラップ』を作るとどうしても衝撃に弱くなります。だからレーシックは、格闘技など目に何かがぶつかる可能性がある人には向いていない。リレックスはその弱点をクリアしています」

 レーシックでは円形状の蓋を作るため、20ミリほど切開することになる。リレックスは切片を取り出すためだけの切開なので、2~4ミリ。10分の1の小ささだ。

「切開部分が小さいため、神経線維を切断する量が少なく、リレックスではドライアイはほぼ起こりません。一方、レーシックでは大抵の方にドライアイが起こります。時間が経てば改善しますが、もともとドライアイがある人では3~6カ月、症状が続く場合もあります」

保険適用はなし

 デメリットもある。まず、視力回復に時間がかかる。レーシックでは術後数時間で1.0程度まで視力が回復するが、リレックスは1週間ほどかけてゆっくりと視力が回復。次に、再手術が可能なレーシックに対し、リレックスは「2度目」はできない。PRKやレーシックなど別の方法で再手術となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃