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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

職場でのいじめや暴力が糖尿病リスクを上昇させる

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 もちろん職場でのいじめをなくすような対策を実施することで、糖尿病の発症率を低下させることができるかどうかについては、この研究だけでは分かりません。しかし糖尿病に限らず、こうしたストレスが健康に何らかの影響をもたらすことは否定できないでしょう。

 会社には「職場環境配慮義務」というものがあります。いじめや嫌がらせの被害に遭ったら、ひとりで抱え込まず、なるべく早く同僚や上司に相談することが大切かもしれません。

【連載】役に立つオモシロ医学論文

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