大腸がんは“右側”が危ない 世界中の研究者・専門医が注目

公開日: 更新日:

 では、大腸がんが左にできた場合と右にできた場合とでは治療法に違いがあるのだろうか?

乳がん手術では悪性度が高いと脇の下のリンパ節を取ります。脇の下のリンパ節を取ると腕が腫れたり容貌的な変化もあるので、これを省略できれば大きな意味があります。しかし、多くの大腸がんの手術ではリンパ節を取ることを省略してもこのようなメリットはほとんどありません」

 ただし、高度進行がんや再手術だと話は違ってくるかもしれないという。

「例えば左側の大腸がんから転移した腫瘍の切除は積極的に行いますが、右側は切除より化学療法を優先させるなどの違いが出てくるかもしれません。むろん、左右の薬剤感受性の違いで選ぶ抗がん剤も違ってくるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状