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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

最新調査で判明 若い女性の心臓発作は見落とされがち

公開日: 更新日:

 心臓発作の症状で知られているのは強い胸の痛みですが、こうした症状を伴わないある種の心臓発作が問題になっています。特に55歳以下の女性がこうした心臓発作で死亡するリスクが男性よりも高いことが、最新の調査でわかりました。

 医学誌「サーキュレーション・ジャーナル」によれば、体の不調を訴えて医師にかかった女性の症状を心臓発作と診断できなかったケースが過半数に上るとのこと。その理由は「女性が訴える症状が男性のそれと異なる」ということがわかったのです。

 急性心筋梗塞と診断された約2000人の女性と、1000人の男性に対する調査を行ったところ、87%の女性、90%の男性が胸の痛みを訴えました。

 ところが、ほかの症状、顎や首、腕などの不快感や痛みを訴えたのは、女性62%、男性55%と女性の方が高く、女性はこうした症状をストレスや不安神経症などによるものと考えやすいといいます。過半数の女性がこうした症状を心臓の問題とは考えないために、診断が遅れて死亡リスクが高まっていることが明らかになったのです。

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