切れた靱帯放置で歩行困難…ブル中野さんは膝手術前も壮絶

公開日: 更新日:

 術前に希望していた「普通に歩けること」「小走りできること」「階段が上れること」は、今すべてかなっています。階段を下りるのは多少時間がかかりますが、夫と一緒に旅行に行けるくらいの体は取り戻せました。

 若い時は「体を大切に」なんて考えたことはありませんでした。体は痛めつけて当たり前。自分を人間とも思っていませんでした。だからゴルフ修業時代、腕に青アザができた時、「ああ、普通の人間になっちゃったんだな」と思って寂しかったことを覚えています。

 いろいろありましたけれど、それらを全部のみ込んで、今こうしてみなさんに話せる自分になれてよかったと思っています。

▽ぶる・なかの 1968年、埼玉県生まれ。15歳で全日本女子プロレスに入門し、悪役レスラーとして一時代を築く。30歳からプロゴルファーを目指し、約12年を費やすが実らず。42歳で結婚後、44歳でレスラーとしての引退試合を行った。現在は東京・中野で「ガールズ婆バー・中野のぶるちゃん」を経営しつつ、プロレス解説や各種講演に出演。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか