足がよくつる原因と対策を知りたい…背後に意外な重大病も

公開日: 更新日:

【Q】寝ている時によく足がつります。長時間歩いた日になることもあれば、一日中オフィスで過ごした時になることも。どうすれば足がつらなくなりますか? (30代・女性

【A】足がつる、つまり一般的にいう「こむら返り」は、神経や筋肉が刺激を受けやすい状態で起こります。また、筋肉の新陳代謝の機能不全が原因で起こることも。

 立ち仕事や久しぶりに運動した後は、足の筋肉が緊張している状態が長時間続くため、筋肉や腱のセンサーがうまく働かなくなり、異常な収縮が引き起こされて足がつります。

 また、多量の汗をかいた時は血液中の電解質のバランスが崩れて神経や筋肉が興奮しやすく、足がつる原因となります。

 睡眠中によく足がつる原因は、発汗や冷えによる血流の低下。夜間は気温が低く、体が冷える上、就寝中は体幹部に血液が集まって、手足は血液が少ない状態となります。このため、睡眠中は筋肉の血流が悪くなり、筋肉が収縮しやすくなるので、足がつりやすくなってしまうのです。

 加齢も原因に。筋肉量低下でミネラルやビタミンなどの栄養分の補給がうまくいかなくなり、それほど運動をしていない生活でも、筋肉に疲労が生じ、足がつるリスクが高まります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」