「発達障害の診断に“やっぱり”と納得する気持ちでした」

公開日: 更新日:

介護施設では、高齢者に対して、ほかのスタッフがしているようにうまく話しかけることができませんでした。仕事で分からないことがあっても、どのように先輩に聞いていいか分からないんです」

■大学卒業後に就職した介護施設は9カ月で退職

 入浴の介助をしていて、一度教わったはずなのに分からないことが出てくるときがある。そばに先輩や上司はいないし、いても忙しそうで、いつ聞いていいのか分からない。結局、不安なまま仕事をこなし続けるしかなかったと篠さんは話す。

「結局、ほかのスタッフともうまくいかず、叱責されることも増えていって。気分が落ち込むことが多くなり、退職してしまったんです」

 退職後、周囲とうまく合わせることができないのは、自分が発達障害だからなのではと考えた篠さん。最初に訪れたのは、東京都世田谷区にある、東京都発達障害者支援センター(TOSCA)。同センターでは、都内に住んでいる発達障害者やその家族に対し、相談支援や関係機関の紹介を無料で行っている。そこで紹介されたのが、冒頭の橋本クリニックだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る