著者のコラム一覧
平山瑞穂小説家

1968年、東京生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年「ラス・マンチャス通信」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。糖尿病体験に基づく小説では「シュガーな俺」(06年)がある。

原因不明の高血糖状態…深夜の微熱の正体は肺結核だった

公開日: 更新日:

 もっとも僕はかなり初期の段階だったようで、セキも出ていなかったし、そのおかげでなかなか菌を検出することができず、かえって苦労させられた。死ぬほど苦しい気管支鏡検査(胃カメラのようなものを気道から肺に入れる)を経てようやく、肺結核との確定診断が下された。

 幸いに排菌(菌を排出すること)はしていなかったので隔離病棟行きは免れ、9カ月間の投薬のみで治療が完了したのだが、今なお経過観察中の身ではある。

 日本において結核というのは、実は今でも「現在進行形の病気」らしい。ただ昔より衛生状態・栄養状態が格段に良くなっているので、仮に感染していても発症には至らないケースが大半なのだそうだ。

 糖尿病患者である僕は、免疫機能が弱まっている。そのせいで、普通ならはねのけられたはずの菌を、どこかでもらい受けてしまっていたのである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈55〉仮死状態で生まれた三男、「視聴率30%と交換してくれ」と星空に願ったら…

  2. 2

    北島三郎「90歳の選択」…都内の大豪邸からホテル住まいで前向き生活

  3. 3

    (2)佐藤輝明は阪神から抜け出したかったのか? メジャー挑戦に拍車をかけた“選手管理”への疑念

  4. 4

    日テレ森圭介アナは社労士合格 「news LOG」和久田麻由子アナ、さらなる飛躍を目指せる「資格試験」のススメ

  5. 5

    天地真理デビュー55周年「激変近影」とほほ笑みのウラ…たどり着いた“閉じた世界”の安住とは

  1. 6

    YOASOBIドーム公演は大阪・名古屋・福岡でもチケット売れ残り…「1万4000円で座席ガチャ」の不満とアーティストの切実事情

  2. 7

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  3. 8

    日本ハム「織田翔希ドラ1強行指名」に現実味 メジャー挑戦を揺るがす制度変更が“付け入る隙”に

  4. 9

    (1)忍び寄る“暗黒時代”の足音…リーグ連覇の陰で深刻化した「主砲依存」と極度の育成不全

  5. 10

    まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天

おすすめ求人情報

菓子の提案営業職/リモート・フレックスあり/菓子専門商社
株式会社ナシオ 東京都 港区 正社員
年収500万円~700万円
医師・急募・富士見市の在宅医療クリニックで医師募集!当直・オンコールなし
みずほ在宅医療 埼玉県 富士見市 アルバイト・パート
日給9万円
在宅医療クリニックの医師
日の出医療福祉グループ 兵庫県 稲美町 契約社員
年収1,800万円
土日祝休み/夜勤なし/在宅診療/看護師/正社員大今里ふれあいクリニック
医療法人快生会 大阪府 大阪市 正社員
月給35万円~45万円
「保育園・幼稚園」有資格/栄養士/上大岡駅 徒歩15分在宅勤務
別所保育園 神奈川県 横浜市 アルバイト・パート
時給1,300円~
Sponsored by 求人ボックス