治らないめまいに“持続性知覚性姿勢誘発めまい”の可能性

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 めまいで悩んでいる。病院に行っても診断名がつかない――。もしそうなら、2017年にめまいの国際学会が新たに診断基準を定めた「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD=Persistent Postural Perceptual Dizziness)」かもしれない。

 日本でも近々、公に学会で発表される見通しだ。

 PPPDについては、めまいの国際学会「Barany Society」の診断基準策定に唯一の日本人として参加した新潟大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野教授の堀井新医師(耳鼻咽喉科医)を中心に、国内でもそれに関係する研究会が立ち上げられている。JCHO東京新宿メディカルセンター・耳鼻咽喉科診療部長の石井正則医師も、そのメンバーのひとりだ。

「研究会が発足したのは16年。ほとんどの医師がPPPDについて詳細には知らないのではないでしょうか」(石井医師=以下同)

 現在、日本めまい平衡医学会が作成するめまいには、16の疾患がある。メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、心因性めまいなどだ。しかし、これらのどれにも該当しないめまいもあり、その場合は「めまい症=診断がつかない原因不明のめまい」とされ、治療法もなかった。その中に、PPPDが含まれているのではないかと指摘する声もある。

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