どんな道であっても自分の人生…後悔しないよう生きていく

公開日: 更新日:

 でもね、足が痛いんです。入っていたモデルの仕事は何とかこなしましたが、痛みが消えず、不安で仕方がない。モデルをする前、損害保険会社に勤めていたこともあり、「痛い時は伝えないと、泣きを見るのは自分」という認識がありました。だから何度も病院に通い、痛みを訴えた。しかし医師は代われど、「折れていない」という診断。後で知るんですが、こういう場合、最初の診断が与える影響が大きい。特に同じ病院では、最初の診断をした医師に遠慮があるのか、別の診断をしづらいのかもしれません。がんの時もそうでしたが、ドラマみたいに親身になってくれる医師は少数派かもしれない、と思うことが多いです。

 3カ月後、アスリートなどが通う整形外科を紹介され、受診。最初の病院で撮ったレントゲンを持っていったら一目で「折れています」。交通事故だからきちんと調べた方がいいと言われ受けたMRIでも、折れていることが分かりました。

 そのまま治療とリハビリに入りましたが、3カ月間放っておいたダメージは大きく、3年半経った今も足は元通りになっていません。ヒールは短い時間なら履けますが、痛くて履き続けられない。運動靴でも坂道を歩き続けると痛い。運動もできず、大腸がん手術の影響もあって、15キロほど太ってしまいました。思いっきり太っていればそういうキャラで広告の仕事もできるでしょうが、そうではない。頑張っても無理なものは無理だし、今は美肌温泉家の仕事を中心にしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ