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横山啓太郎東京慈恵会医科大学教授

1985年東京慈恵会医科大学医学部卒。虎の門病院腎センター医員を経て現在、東京慈恵会医科大学教授。同大学晴海トリトンクリニック所長。

血圧で大切なのは安静時血圧より環境や活動した時の変化

公開日: 更新日:

 横山所長の患者で、キリマンジャロを制覇する元気な66歳は、普段の血圧が145の88と正常でありながら脳梗塞を起こした。後で調べると、寒いところでの血圧は220を超えていた。

「この方はあらかじめ血圧が寒さに敏感だと知っていれば脳梗塞は避けられたかもしれません。中高年は24時間血圧を測り、どういう環境、行動を取ったときに血圧が急変するのか、知っておかなければなりません。それは他人のデータではなく、患者さん自身のカスタマイズされたデータでなければならないのです」

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