夏の“クーラー病”対策 医師がスパイスカレーを勧める理由

公開日: 更新日:

 そろそろクーラーの出番だが、クーラーのかけ過ぎは「クーラー病」の原因になる。漢方薬剤師の久保田佳代さんに、東洋医学から見た「クーラー病」への対策を聞いた。

 久保田さんによれば、クーラー病というのは、「冷え」。東洋医学では、病気のひとつとして考えられているという。

「夏にクーラーで体を冷やし過ぎると、秋、冬に夏バテや慢性的な疲労、胃腸不良、風邪インフルエンザなどにかかりやすくなるなど、さまざまな不調が出てきます」(久保田さん=以下同)

 最高気温30度以上の真夏日にクーラーを27~28度前後の“適温”に設定するのであれば、熱中症対策として大いに活用すべきだ。

 問題は、外気温とクーラーをかけた室温との差が5~6度以上の場合。2つの温度差は5~6度以内がちょうどいいといわれており、それを超えると体にダメージを与える可能性がある。

 クールビズでオフィスなどの温度は昔よりは高めとはいえ、スーツ姿の男性より薄着の女性が「カーディガンやひざ掛けが手放せない」と言っていたら要注意だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々