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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

「銃乱射の原因は心の病」トランプ発言に医療関係者が反論

公開日: 更新日:

 8月最初の週末に起きたテキサスとオハイオ2つの銃乱射事件では、合わせて少なくとも31人の命が失われました。

 それに対しトランプ大統領から「銃撃の原因になっているのは心の病など精神疾患」という発言があり、医療関係者からの反論が相次いでいます。

 米国心理学協会は次のような声明を発表しました。

「事件を精神疾患のせいにするのは事実無根であり患者を社会的に辱めるもの。精神疾患のあるアメリカ人の比率は世界の国々と比べてほぼ同じなのにもかかわらず、他国ではこのような銃撃は頻繁には起きていない」

 その他国との違いについてこう述べています。

「アメリカには世界の人口の5%が住んでいるが、世界の銃乱射事件の3割以上がアメリカで起きている。では、いったい何が違うのか。その理由として、世界中で一般人が所有する約6億5000万丁の銃の半分をアメリカ人が所有している――。銃へのアクセスのしやすさこそが多くの死をもたらしている」


 さらに、「心の病のせいにすることで、本当の問題解決を難しくしている」と訴えています。

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