6秒待てば穏やかに 現役医師に学ぶアンガーマネジメント術

公開日: 更新日:

 渥美院長自身は、医療スタッフが医療用語を正しく使わないときなどにムッとくることがあるそうだが、注意する前に、「自分が注意する内容や伝え方が正しいか」を一呼吸おいて考えるという。「医療用語を正しく使うべき」というのは渥美院長の価値観で、怒りというのは、自分の「べき」と、他人の「べき」が異なるときに起こるものであるということを理解することも大事だという。

「たとえば、新入社員が会社の電話を一向に取ろうとしなかったら、先輩社員としては怒りたくなりますよね。それは、『会社の電話は取るべき』という自分の中のルールから、その新人が外れているからです。しかし、この『べき』の基準は世代によっても変わる。固定電話を取った経験がない、いまの若者は、電話とは自分の携帯にかかってくるもので、それ以外は他人への電話なのだから取るのは失礼であり、取らないべきという『べき』を持っているかもしれないのです。その『べき』の違いまで想像できると、ただ怒鳴りつけるのではなくて、違った注意の仕方もできるのではないでしょうか」(渥美院長)

 怒りのコントロールについて、虎の門病院精神科部長などを歴任し、89歳のいまも現役精神科医として「虎の門山下メンタルクリニック」で診療を行う栗原雅直医師は、このように話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス