若宮三紗子さん語る全身性エリテマトーデスとの壮絶な闘い

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 五輪への出場はかないませんでしたが、依存性があってやめにくいといわれた薬から約2カ月というハイスピードで完全離脱し、引退したのは2018年3月。悔いはありませんでした。

■病気で人生を狂わされたとは思っていない

 現役をやめたら筋肉の負担が減って症状も軽くなり、今は高熱が出ることはほとんどありません。食事睡眠のケアを続けながら普通に仕事ができています。

 病気から学んだのは、人に恵まれていたことに気づけたこと。栄養士、トレーナー、チームメート、スタッフ、両親……みんなが私を理解しようと努力し、私の人生を考えて最大限のサポートをしてくれていることを実感したんです。

 と同時に、目に見えることの裏側を考えるようになりました。実際、私も見た目には変化がなかったので、「サボっている」と思われてしまうことがありました。きっと、会社などでも心無い声につらい思いをされている病気の人がいると思います。でも、そんなことを言うのは「病気を知らない人、理解できない人」なんだと思って気にしないでほしい。

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