【肛門】500万人以上が悩む…便失禁を防ぐ3つの生活習慣

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(3)骨盤底筋をギュッと締めて、すぐに緩める

 (1)、(2)、(3)をおのおの10回で合計30回を1セットとし、毎日3~5セット行う。通勤途中、仕事中、入浴中と、慣れればいろいろな姿勢でできるので習慣にするといい。

「間違いやすいのは、骨盤底筋に力を入れるときに腹筋にも力を入れてしまうことです。最初のうちはお腹に手を当てて、腹筋に力が入っていないことを確認しながらやるといいです。骨盤底筋収縮訓練が便失禁の予防になるという明確なデータはありませんが、治療法としては有効なので、予防にもなると思います。尿失禁の予防になることは分かっているので、普段から習慣にしておけば一石二鳥です」

■病院では薬物療法や手術がある

 加齢による肛門括約筋の衰えで起こる漏出性便失禁は、排便後にも直腸に残っている粘液としての便が漏れるケースが多い。

 漏れる便は少量なので、対策として尿漏れパッドやナプキンを使っている人が多いという。それでも頻繁に漏れる人は、恥ずかしがらずに受診した方がいい。

 便失禁の治療法には、薬物療法、機器を使った治療、手術などがある。

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