【肛門】500万人以上が悩む…便失禁を防ぐ3つの生活習慣

公開日: 更新日:

(3)骨盤底筋をギュッと締めて、すぐに緩める

 (1)、(2)、(3)をおのおの10回で合計30回を1セットとし、毎日3~5セット行う。通勤途中、仕事中、入浴中と、慣れればいろいろな姿勢でできるので習慣にするといい。

「間違いやすいのは、骨盤底筋に力を入れるときに腹筋にも力を入れてしまうことです。最初のうちはお腹に手を当てて、腹筋に力が入っていないことを確認しながらやるといいです。骨盤底筋収縮訓練が便失禁の予防になるという明確なデータはありませんが、治療法としては有効なので、予防にもなると思います。尿失禁の予防になることは分かっているので、普段から習慣にしておけば一石二鳥です」

■病院では薬物療法や手術がある

 加齢による肛門括約筋の衰えで起こる漏出性便失禁は、排便後にも直腸に残っている粘液としての便が漏れるケースが多い。

 漏れる便は少量なので、対策として尿漏れパッドやナプキンを使っている人が多いという。それでも頻繁に漏れる人は、恥ずかしがらずに受診した方がいい。

 便失禁の治療法には、薬物療法、機器を使った治療、手術などがある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」