【肛門】500万人以上が悩む…便失禁を防ぐ3つの生活習慣

公開日: 更新日:

「便がゆるいと、それだけ便漏れの頻度が増えてしまいます。食生活は、便のボリュームを増やして、硬さを調節してくれる食物繊維を多く含んだ食品を取ることを心がける。日本人の成人1日当たりの食物繊維の摂取量は平均14グラムくらいですが、1日25グラムくらいを目標に取ってください」

 積極的に取りたい食物繊維は、便を固形化して硬さを保つ「不溶性食物繊維」。繊維が溶けずに残る食品で、大麦や玄米といった穀類、れんこん、ごぼう、にんじん、大豆などだ。取り過ぎに注意するのは、コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン、アルコール、香辛料の多い食品。これらは便を肛門へ移動させる腸管の蠕動運動を活発にさせ、下痢を起こしやすくさせるからだ。

 もう一つ便失禁の治療で用いられている運動は、骨盤の底にあり排尿、排便をコントロールする役割を担っている骨盤底筋を鍛える「骨盤底筋収縮訓練」。やり方はこうだ。

(1)尿道・肛門・膣(骨盤底筋)を5秒間ギュッと締めた後に、10秒間休む

(2)骨盤底筋を①よりも弱い力で10秒間締めた後に、20秒間休む

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」