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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

自分や他人を許せる人は睡眠の質、健康状態、幸福度が高い

公開日: 更新日:

 眠りたいのに眠れない、睡眠中に目が覚めるといろいろ考えてしまって眠りに戻るのが難しい……。あなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

 アメリカ人の30%に慢性的な不眠の症状が見られるという数字があるほどで、現代人にとって十分な睡眠を取るのは難しくなっているようです。

 そんな中で、ぐっすり眠りたかったら「誰かを、そして自分を許すことが有効」という調査結果が、心理学雑誌「サイコロジー&ヘルス」に掲載され話題になっています。

 調査を行ったのは、アイオワ州にあるルーサー・カレッジのローレン・トゥーサン教授です。約1400人を対象に行った調査では、まず彼らにこんな質問をしました。

「人を傷つけるような過ちを犯した自分を、また同じように自分を傷つけた他人を、あなたはどのくらい許せますか?」

 そして同時に、彼らの過去30日間の睡眠の状態がどうだったか、さらに現在の健康状態や幸福度を尋ねました。

 その結果、自分や他人を許せると答えた人は、そうでないと答えた人より長く眠っているだけでなく、睡眠の質も健康状態も良く、幸福度も高いことが分かったといいます。特に、他人を許せると答えた人の睡眠の質が高いことも分かりました。

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