著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米でもインフルエンザ大流行 ルイジアナ州では例年の13倍

公開日: 更新日:

 日本ではインフルエンザの流行が例年になく早いようですが、アメリカでも同様です。CNNによればルイジアナ州ニューオーリンズの小児病院チルドレンズ・ホスピタルでは、11月末の時点で昨年は10人に満たなかったインフルエンザ患者が、今年は1400人に達しているとのことです。また、ルイジアナ州の統計によれば同じく11月の時点で、トータルで約6900人もの患者が発生し、この数は昨年の約13倍と発表されています。

 CDC(米疾病対策センター)の発表では、ルイジアナをはじめ、テキサス、アラバマ、ミシシッピなど南部の7州ですでに高い流行レベルに達し、そのうち5州はピークレベル。例年にないスピードで流行が広がっていることを示しています。

 特に子供たちの間に急激に感染が広がった理由のひとつとして、流行が始まった時期が早く、まだ予防接種を受けていない子供が多かったと推測されています。例年は流行期の終わりに見られ、子供が感染すると重い症状を呈するとされるB型インフルエンザが、ニューオーリンズでは今年はずっと多く見られるのも注目されると伝えられています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?