“貧乏ゆすり”に効果アリ 変形性股関節症の意外な治療法

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「最も効果があったのは80代の女性です。左足を引きずりながら杖をつき、『これまでいくつもの医療機関を訪ねたが皆、“薬を飲みなさい”“痛くても運動しないと歩けなくなるよ”と言う。頑張って指示に従ってきたが、少しも痛みが改善しない。手術は絶対に嫌。どうにかして欲しい』とおっしゃっていました。私が運動はすぐにやめて薬も極力飲むのをやめなさい、というと『今までの指示と違う』とビックリされましたが、1カ月ほどで痛みが改善され、その後、ジグリングを1日合算4時間ほど続けた結果、1年後には旅行に行くまで症状が改善しました」

 ちなみにジグリングによる改善効果は、40~50代よりも70~80代の高齢者ほど高いという。

 日頃の活動量が低下しており運動療法の効果が得やすい上、時間があるのでジグリングを習慣にしやすいからだ。

 それにしてもなぜ、ジグリングは股関節症の痛みを取るのか?

「大阪大学の研究グループは、軽度の運動刺激は関節軟骨の修復・再生を促進するとの実験結果を報告しています。ジグリングに効果があるのは、こうしたメカニズムが働いているからでしょう」

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