著者のコラム一覧
東丸貴信東邦大学名誉教授、平成横浜病院健診センター長

東京大学医学部卒。東邦大学医療センター佐倉病院臨床生理・循環器センター教授、日赤医療センター循環器科部長などを歴任。血管内治療学会理事、心臓血管内視鏡学会理事、成人病学会理事、脈管学会評議員、世界心臓病会議部会長。日本循環器学会認定専門医、日本内科学会認定・指導医、日本脈管学会専門医、心臓血管内視鏡学会専門医。

10万人に約2人が発症「真性多血症」とは? どんな症状なの

公開日: 更新日:

 多血症といっても、赤血球は増えていないにもかかわらず、脱水などで血液中の水分が減ることによって血液が濃くなるという相対的多血症も夏にはよく見られます。

 しかし、本物の多血症として、「JAK2」と呼ばれる遺伝子の突然変異で骨髄中の造血細胞の異常により赤血球が過剰産生される「真性多血症」があり、白血球や血小板も増えることがあります。成人10万人に約2人が発症するごくまれな病気です。

 一方、最も多いのはエリスロポエチンという造血ホルモンが増産されて赤血球が増加する「二次性多血症」です。

 低酸素を生じさせる高地生活、喫煙や肥満、それに慢性閉塞性肺疾患(COPD)、睡眠時無呼吸症候群などが多血症を引き起こすことがあり、腎臓や肝臓のがんなども多血症の原因となり得ます。

 最近、生活習慣病やメタボリック症候群でも、赤血球数、Hb、赤血球分布幅などが増加することが分かってきました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網