著者のコラム一覧
関由佳医師・料理家

専門は内科、予防医学。2013年ニューヨークの料理専門学校(Natural Gourmet Institute)で資格取得。著書に「毎日食べたい!腸活みそレシピ」ほか

モロヘイヤレモンみそスープはファスティングにもおすすめ

公開日: 更新日:

 また、糖尿病などの持病がある方は必ず主治医の先生と相談のうえ行ってください。

 3日目の回復食は、非常に体の吸収率が高くなっているので、野菜のみそ汁など消化のよい食材をゆっくり噛んでいただきます。昼夜は少し量を増やしても大丈夫。仕上げのこの日に何を食べるかが重要です。準備食と同様、バランスの良い和定食などを選び、揚げ物や炭水化物メインのメニューは避けましょう。

 たったこれだけのファスティングでも、味覚の変化が生まれます。また、普段自分がいかにバランスを欠いた食事をしているか、また、いかに食べすぎているかに気づきます。食べる量が減って、適正体重を取り戻したという方も少なくありません。飲みすぎたり、食べすぎたりして胃腸が弱っているときに半日でもこの方法を試すと体が軽くなり、胃や腸の状態が改善するのを体感するはずです。もちろん、腸内細菌の改善にもきわめて有効です。

 今回の腸活みそレシピは、ファスティング明けの回復食にもおすすめの「モロヘイヤレモンみそスープ」です。


 モロヘイヤのネバネバ成分が胃粘膜を保護してくれますし、満腹感も得られるので、食前に食べれば、食べすぎ防止にもなります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が