夏マスクで鼻ニキビを作らない方法 皮膚科専門医が伝授

公開日: 更新日:

 嫌気性(けんきせい=増殖に酸素を必要としない性質)で皮脂を好むアクネ菌が増えて、白ニキビから炎症が進むと、赤ニキビに進行する。

「また、アクネ菌はマスク内が蒸れて細菌が繁殖しやすくなることでも増えて、赤ニキビにつながります」

 アクネ菌は正式には「プロピオニバクテリウム・アクネス」という。常在菌で普段から肌に住み着いているが、増殖すると、炎症を起こし、赤ニキビなどの原因になる。

■アベノマスクはサイズでも失格

 擦れたり蒸れたりしないために、まずはマスク選びから。

「マスクは、小さいと肌を圧迫して摩擦の原因になります。鼻、ほお、あごをしっかり覆う心持ち大きめのフィット感の良いものを選ぶといいでしょう」

 ちなみにアベノマスクは商品の検品にも漏れがあったが、安倍晋三首相のあごがハミ出ているように、ニキビ対策ではサイズでも不合格のようだ。


「肌当たりの柔らかい素材、通気性の良い素材を選びましょう。紙のマスクならマスクと肌の間に柔らかいガーゼをはさめば、摩擦軽減につながるかと思います。もし可能ならば、化学繊維のマスクは避け、洗えるシルクの布マスクもいいかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か