付けるのが常識になり「マスクの摩擦で湿疹」の相談が増加

公開日: 更新日:

 マスクを着けるのが当たり前になったことで、新たな皮膚トラブルの相談がでてきました。「鼻や頬などマスクと境目に当たる箇所に赤く湿疹ができる」という悩みです。会話をするたびにマスクがこすれることが原因で、かいてしまうことで悪化するんですね。とくに乾燥肌の人はリスクが高くなります。

 皮膚をかくと角質が剥がれてしまい、肌のバリアー機能が低下します。そうなると花粉やほこり、ウイルスが肌に侵入しやすくなります。

 同様に4、5月から「急にニキビができ始めた」という相談も増えていますね。肌がこすれることに加えて、マスクの中が蒸れて雑菌も繁殖しやすくなるからです。

 いずれにしても、かゆみが起きるのは皮膚の水分や脂分が不足しているから。対策としては、マスクをする前に潤い成分が入った日焼け止めクリームをしっかり塗りましょう。女性はマスクの下もしっかり化粧してほしいです。これから夏に向けて紫外線の量も増えます。日焼けすれば肌はさらに乾燥しやすくなるし、かゆみにつながるのです。

 洗顔は泡タイプで行いましょう。顔と手のひらを接触させないのがポイント。泡で顔をなでるように洗ってください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁