マスクかぶれを何とかしたい…男性もしっかりと保水保湿を

公開日: 更新日:

 マスクを手放せない日々が続くが、肌が弱い人はこれが何ともつらい。肌のトラブルの相談で皮膚科を訪れる患者が増えているという。

 東京都在住の40代男性は、6月頭から通常通りの勤務に戻り、肌荒れが一層ひどくなった。

 社内でマスク着用が義務付けられているので、通勤時間も合わせると、1日10時間以上マスクを着けていることになる。マスクで覆われた部分にじっとり汗をかき、かぶれが悪化。かゆくて仕事に集中できない。マスクが肌に触れる部分には吹き出物もできている。

■マスクの大きさを変えてみる

新型コロナウイルスの影響で増えたと思われる皮膚疾患に、マスクによる皮膚トラブルがあります。皮膚炎やニキビなどの訴えが多いです」

 こう話すのは、東京慈恵会医大付属病院皮膚科の梅澤慶紀診療医長。対策の一つとして挙げるのが「顔に合ったマスクを使用する」ということだ。

「マスク装着時にチクチクするような違和感がある場合は部分的な刺激が皮膚に加わっていることを意味します。マスクの大きさを変えるなどして工夫する必要があります」(梅澤診療医長=以下同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?