著者のコラム一覧
清澤源弘自由が丘清澤眼科院長

1953年、長野県生まれ。東北大学医学部卒、同大学院修了。86年、仏原子力庁、翌年に米ペンシルベニア大学並びにウイリス眼科病院に留学。92年、東京医科歯科大眼科助教授。2005-2021年清澤眼科院長。2021年11月自由が丘清澤眼科を新たに開院。日本眼科学会専門医、日本眼科医会学術部委員、日本神経眼科学会名誉会員など。

眼科で身体障害者認定を受けるには

公開日: 更新日:

【Q】私の母は目がとても悪くて眼科に長く通院しています。知人から身障者手帳を取得したら、といわれました。視覚障害にかかわる身体障害者認定の概要を教えてください。

【A】はじめに、身体障害の概要とその認定(手帳の申請手続き)についてご説明します。四肢(肢体)の不自由や視覚や聴覚に制限があるなど、身体機能に何らかの永続する障害をもつ状態を身体障害といいます。これを身体障害者福祉法では「身体上の障害ある18歳以上の人で、身体障害者手帳の交付を受けた人」と定義しています。

 身体障害は主な症状によって①視覚障害、②聴覚または平衡機能の障害、③音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害、④肢体不自由、⑤内部障害(内蔵機能の障害など)の5種類に分類されています。身体障害者手帳の交付を受けることによってさまざまな社会的サービスを受けることができます。①障害者雇用枠への応募、②補装具の交付や修理にかかる費用の助成、③日常生活用具の給付や貸与、④所得税・住民税の割引(障害者控除)、⑤医療費の割引・助成、⑥公共料金や公共交通機関運賃の割引などが挙げられます。

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