米ぬかパワーに注目 「ぬか床」は「栄養素強化工場」だ

公開日: 更新日:

 最近「米ぬか」が注目されている。実際に「食べる米ぬか」という商品も発売されている。

 米ぬかは、ひと言でいえば、玄米を白米にするときにそぎ落とされる部分なのだが、この部分には栄養価の高い胚芽が含まれており、同量の白米に比べて食物繊維はもちろん、タンパク質、カルシウムなどの栄養素がきわめて豊富だ。とはいっても、主食として食するのは難しい。

 この米ぬかパワーを摂取するために最適なのが「ぬか漬け」だ。いわゆる「ぬか床」は米ぬかに塩と水を加えて作るが、そこに野菜を漬けることで野菜についた乳酸菌などが加わって発酵が始まる。そして、発酵によって、野菜のタンパク質がアミノ酸に分解されたり、新しく酵素やビタミン類などの栄養素が産生されたりする。

 ぬか漬けの代表格であるキュウリを例にとってみよう。「日本食品標準成分表」によれば、ぬか漬けのキュウリは生に比べて、カルシウムこそ0・81倍に減少するものの、食物繊維は1・4倍、カリウムは3・1倍、マグネシウム3・2倍含有量が増加する。さらにビタミンB1に至っては8・7倍も増加する。カブでもほぼ同様の変化が生まれる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  4. 4

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  5. 5

    「シニアにやさしい街」日本一の東京都板橋区は何がスゴイ?

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 8

    山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか

  4. 9

    JR東海が政府に安定供給要請も「潤滑油」は代替調達が困難…このままでは日本の鉄道網も危ない!

  5. 10

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》