過去の治療法は有効か? 低放射線療法が再び注目されている

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 問題は、新型コロナウイルス感染症に効くとされる抗ウイルス薬がすぐに手に入るわけではないことだ。

 現在、新型コロナウイルス感染症に効く抗ウイルス薬であると証明されているのは、エボラ出血熱の治療薬候補となった「レムデシビル」くらいしかない。

「医療機関がレムデシビルを手に入れるには、『新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム』(G―MIS)の調査シートに入力して、厚労省から配布してもらわなければなりません。製薬会社は10~12月に世界で50万人分を製造すると公表していますが、世界的な需要が高いため、不足は必至です」

 日本ですらこの状態だから、中進国では薬剤入手はかなり難しい。そのため薬剤を使わない、新型コロナウイルス感染症の治療法が模索されているという。

「そのひとつが、放射線を低線量で肺に照射する方法です。ペルーでは、使用可能な人工呼吸器(MV)は822程度しかなく、集中治療室のベッドと人工呼吸器の不足を回避するために、この方法が試されているようです」

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