せっかく運動したのに効果がない「筋トレロス」何がダメ?

公開日: 更新日:

 一方の群は「2週間連続で行う」、もう一方の群は「2日おきに6週間行う」。

 どちらもトレーニング回数は14回だったが、2週間連続の群はトレーニング効果が見られなかったのに対し、休む日を入れて6週間トレーニングした群では、最高パワー、平均パワーともに向上した。

「トレーニングは筋繊維の損傷、筋肉での炎症反応、酸化ストレスの発生、筋肉痛を起こす。炎症反応で筋肉に水がたまると、疲労が取れない。2~3日で元に戻りますが、抗酸化機能や免疫機能が低下していると回復が遅延し、トレーニングをしているのに十分な効果が得られない『筋トレロス』に至る。トレーニングで望ましい効果を得るには、科学的な根拠に基づいた正しいトレーニングに加え、栄養摂取が重要になります」

■栄養を取るベストなタイミングは?

 トレーニング後の適切な栄養摂取を客観的に示した研究がある。

 デンマークで平均74歳の高齢者に週3回、12週間の筋トレを実施。毎回タンパク質10グラム、炭水化物7グラム、脂肪3グラムの栄養補助食品を取ってもらったが、摂取時間を一つの群はトレーニング直後、もう一つの群はトレーニング2時間後とした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状