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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米でコロナ感染者が増えているのに死亡率が下がっている理由

公開日: 更新日:

 しかしそれ以上に、ニューヨークでは、突然の感染拡大で病院が医療崩壊寸前になり、感染症専門の医師や看護師が決定的に不足していただけでなく、集中治療室も人工呼吸器などの設備も、マスクやガウンさえも足りない状況だったことが、犠牲者を増やした要因とされています。

 ただし、死亡率が下がったとはいえ、インフルエンザなどに比べれば10倍も高い。コロナ特有の後遺症である頭痛、倦怠(けんたい)感、認知障害などが長く残る場合もあり、油断はできないと関係者は警告しています。

 そしてそれを誰よりも痛いほどわかっているのは、家族や友人を失ったニューヨーカーであることも間違いないでしょう。

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