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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

バイデンが厳しいコロナ対策 来年春夏まで国を支えられるか

公開日: 更新日:

 また最も懸念されているのは、新たなロックダウンによる経済の後退です。4~6週間のロックダウンで感染を抑えながら経済支援する方が、むしろ迅速な経済復興につながるとの提案もあり、その可能性はゼロではないと伝えられています。

 バイデン氏はさらに、首席補佐官に長年の側近のロン・クレイン氏を指名。彼はオバマ政権のエボラ出血熱対策の責任者として感染症に詳しく、こうした人選からもバイデン氏のコロナ対策への並々ならぬ強い意志が感じられます。

 コロナ軽視のトランプ政権後の一転した厳しい対策で、ワクチンが行き渡る来年の春夏まで国を支えることができるかどうか。バイデン氏の手腕にかかっています。

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