組み合わせが肝心 糖質は取り過ぎも少なすぎも死亡率が上昇

公開日: 更新日:

 ダイエットのために糖質の摂取量を少なめにしているという人も多いだろう。しかし、糖質の摂取量を極端に少なくすると、体に害を与える可能性がある。

 15~64歳の約1万5000人のアメリカ人に面接し、食事摂取頻度を25年間追跡調査したコホート研究の結果が2018年に発表された。それによると、総摂取カロリーに占める炭水化物(糖質)の割合が50~55%の時に最も死亡率が低く、それより多くても少なくても死亡率が高かった。この研究では極端な糖質制限の人が少なかったため、「糖質の摂取量を極端に少なくすることはよくない」とまではっきり言えないが、長生きしたければ、ほどほどの量がいいかもしれない。

 つまり、ラーメン&チャーハンや、そば&かつ丼といった「糖質+糖質」の組み合わせは、糖質の取り過ぎになる上に、栄養面で偏りがあるので避けたほうが無難。

 ラーメンにするなら、チャーハンを加えるよりも野菜たっぷりの五目野菜ラーメンなどを選びボリュームアップを狙う。または、野菜炒めで“野菜補給”をすべき。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃