著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ダイエットの定説が覆る? 食事は朝はしっかり、夜は控えめが良いといわれるが…

公開日: 更新日:

 一般的に、朝にしっかりと食事を取り、夕食は控えめにしたほうがダイエットに効果的で、肥満を予防できると考えられています。過去に行われた研究でも、夕食と比べて朝食の摂取カロリーが高い人は、より多くの体重減少に関連していることが報告されていました。

 1日のエネルギー消費量は、生活スタイルや時間帯によって異なり、食事の摂取タイミングはダイエット効果に何らかの影響を与えている可能性があります。

 しかし、その詳細なメカニズムについては明らかになっていませんでした。そんな中、食事の摂取タイミングと体重減少の関連性を検証した研究論文が、生理学に関する国際誌に2022年10月4日付で掲載されました。

 英国で行われたこの研究では、体格指数(BMI値=[体重]÷[身長の2乗])が27~42の30人(平均年齢50.9歳、平均体重95.4キロ)が対象となりました。

 被験者は、カロリーの摂取量を朝食に高くするグループと、夕食に高くするグループにランダムに振り分けられ、4週間後の体重変化やカロリー摂取量が比較されています。

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