家族3人がコロナに感染…自宅療養を漢方薬で乗り切った

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■軽症で重症化リスクがない人に限る

 娘はサークル仲間とZoomでやりとりできるほど元気。熱も36度台で、3日間は板藍根、藿香正気散、川芎茶調散、ビタミンCを。ところが4日目(同15日)に軽い頭痛と鼻炎が少々出てきたため、板藍根と辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)に替えた。5日目(同16日)には嗅覚が鈍った。2種類の漢方薬を継続して飲み、嗅覚異常は10日間が過ぎる頃には元に戻った。

 息子は37~38度の熱、咽頭痛、激しい頭痛が続いた。服用した漢方薬は板藍根、藿香正気散、玉屏風散。3日目(同14日)の夜には板藍根、川芎茶調散、銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)に替えた。同15日には熱が36・7度に下がったので、玉屏風散と銀翹解毒散に。翌16日からは平熱だが薄い鼻水と、鼻炎による鼻のかみすぎで中耳炎のような症状が出てたので、板藍根、玉屏風散、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)にした。

「3人とも念のため10日間、漢方薬を服用してもらいました。共通点は、発熱があったとはいえ、食欲もあり、元気だったこと。Aさんからは『大好きなお酒が飲みたい。ジョギングもできそう』と冗談が出ました」

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