家族3人がコロナに感染…自宅療養を漢方薬で乗り切った

公開日: 更新日:

■軽症で重症化リスクがない人に限る

 娘はサークル仲間とZoomでやりとりできるほど元気。熱も36度台で、3日間は板藍根、藿香正気散、川芎茶調散、ビタミンCを。ところが4日目(同15日)に軽い頭痛と鼻炎が少々出てきたため、板藍根と辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)に替えた。5日目(同16日)には嗅覚が鈍った。2種類の漢方薬を継続して飲み、嗅覚異常は10日間が過ぎる頃には元に戻った。

 息子は37~38度の熱、咽頭痛、激しい頭痛が続いた。服用した漢方薬は板藍根、藿香正気散、玉屏風散。3日目(同14日)の夜には板藍根、川芎茶調散、銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)に替えた。同15日には熱が36・7度に下がったので、玉屏風散と銀翹解毒散に。翌16日からは平熱だが薄い鼻水と、鼻炎による鼻のかみすぎで中耳炎のような症状が出てたので、板藍根、玉屏風散、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)にした。

「3人とも念のため10日間、漢方薬を服用してもらいました。共通点は、発熱があったとはいえ、食欲もあり、元気だったこと。Aさんからは『大好きなお酒が飲みたい。ジョギングもできそう』と冗談が出ました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方